商標・知財コラム:首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士 工藤 莞司 先生

山歩き里歩き四季紀行
花見ハイキング・赤羽岩淵、荒川土手編

 花見ハイキングは、石神井川、新河岸川に次いで、荒川沿いにした。先日入手した北区観光ガイドマップでコースを検討し、JR赤羽駅から志茂、岩淵を経て赤羽土手へ歩こうと思う。これに近くにある神社を入れたい。

 古木桜も満開 都内北区の荒川へ注ぐ新河岸川もこの辺りは、高い水路壁が続く。歩道橋を渡って荒川知水資料館前へ。庭先の荒川堤際にある桜に驚く。数本の老木が美しい花を咲かせている。黒く太い桜木は異様にも見え、カメラに収めた。樹齢100年に近い古木か。荒川土手へ上がると桜並木が満開で、花見散策者が出ている。土手内が旧岩淵水門。荒川から隅田川への分流の水門だが、現在では少し下に新水門が出来ている。
 花下から新河岸川対岸先へ目をやると神社の屋根が見えた。次の八雲神社へと岩淵橋を渡り、参道正面へ回って本殿で手を合わせる。日光御成街道の傍で、岩淵の渡しで足止めを食らった勝海舟が書いた大幟が当社にあるという。幕末のことであろう。  

 満開の桜と芝桜 現岩槻街道へ歩き新荒川大橋手前で左折し、荒川土手の赤羽桜堤緑地へ。こちらも満開の盛りだが、まだ散り始めてはいないようだ。カメラを構え、見上げながら花の下を行く。川側の土手には濃いピンクの花が一面に広がっている。美しい、芝桜か。桜並木を入れてシャッターを切った。
 河川敷に降りてJR線路下を抜け、また土手へ。左先の高台には星美学園が見え、隣の赤羽八幡は先日訪ねたばかり。バス停を探そうと中の橋で新河岸川を渡り、環八通りへ歩いたが、バス停がなく、結局埼京線高架下を過ぎて、ようやく三田線志村三丁目駅方面行のバス停が見付かった。
(2021/3/30)

首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士
工藤 莞司

メルマガ登録
工藤 莞司 先生
工藤 莞司 先生
バックナンバー
ページTOPへ