商標・知財コラム:首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士 工藤 莞司 先生

私の山歩き里歩き四季紀行
躑躅が満開であった館林つつじが岡公園

 友人から、躑躅鑑賞の誘いがあった。行き先は赤城南山麓の赤城神社参道という。数年前、二人で訪ねたが、咲き終えていた(17.5.20)。ネットで、咲き具合を当たったが、良くわからない。私は、併せて、館林のつつじが岡公園を提案。大分前だが、花友と鑑賞に来園し、満開のつつじ園を巡ったことがあった(11.4.30)。時期も合い夢よ、もう一度である。赤城の山よりは、平地の方が花は早いかもしれない。

 満開の館林つつじが岡 館林つつじが岡公園ではつつじ祭り開催中で、早速入園。右手土手に咲く満開のつつじの花が出迎えてくれた。赤色中心で、濃い赤色の花は妖艶でもある。多くの鑑賞客と一緒に、広いつつじ園を巡る。左右に咲く花々は殆ど満開状態。赤、朱、ピンク、そして白が混じって咲き揃い、重なり合い見事で、燃えるようでもある。
 後ろの友人を待って、つつじ山へ入る。見覚えがあった。つつじの間に遊歩道が切られ、左右に花を愛でながら巡る。城沼畔へ下りて、uターン。当地は、館林城跡という。つつじが岡公園の前に、城沼に架かる尾曳橋を渡って旧秋元別邸庭でも、咲き競うつつじを鑑賞出来た。最後の館林藩主が秋元氏であったと思う。

 これからの赤城神社参道 先に赤城神社を訪ねた。関越自動車道を走り、高崎インター先で降りて、前橋郊外を過ぎ三代沢の赤城神社に着いた時は、8時30分であった。誰も見当たらない本殿に参拝し、長い表参道へ。松並木の参道に、咲く山躑躅はあるがポツリポツリで、これからの状態。それでも朱色の花を拾いながら、松並の下を歩く。前回は遅すぎ、今回は早過ぎ、天候も絡み自然相手は儘ならない。

 前橋嶺公園の水芭蕉は? 途中にある前橋の嶺公園に寄る。水芭蕉の咲く地との情報を得ていた。園内案内図で水芭蕉がある湿地帯を確かめ、探し当て覗いたが、こちらは、葉は伸びているが白い花は一切見えない。残念。水芭蕉の花期が早まっていて、期待したのだが。

 館林でのつつじの花に満たされ帰途へと就いた。館林から東北自動車道は直ぐで、ノンストップで走ってくれ、14時過ぎには帰宅した。
(2021/4/25)

首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士
工藤 莞司

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工藤 莞司 先生
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