商標・知財コラム:首都大学東京法科大学院元教授・講師 元弁理士 工藤 莞司 先生

四季の山歩き里歩き紀行・晩秋編
紅葉の間から河口湖越しに冨士を仰ぐ

白、青、赤の景色が目の前に広がっている。晴天下、雪を纏った富士、河口湖の湖水、そして湖畔の紅葉である。本日は河口湖に紅葉鑑賞。これほどに大きな富士山を見るのは初めてかもしれない。湖も意外に広い。もみじは異様に赤く燃えるようだ。河口湖は、丁度紅葉まつり開催と世界遺産登録の影響で観光客は多く、駅前から込み合っている。

車窓から富士を眺めて河口湖へ

新宿駅から乗った河口湖駅行きの直通電車が、大月駅から富士急行線へ入ると、白い富士が最初は右、次は左に見え、次第に大きさを増した。河口湖駅前から対岸のもみじ回廊へはバスが良いと教えられ、乗車。しかし交通混雑中で手前の河口湖美術館前で降車し湖岸へ出た。これがラッキーで、冒頭の景色に出会った。

富士、湖そして紅葉

多くの観光客と交差しながら、湖岸からまつり開催中の川沿いにあるもみじ回廊へ。樹木は真っ赤に紅葉しているが小ぶりで、この紅はカエデの類だろう。川岸を遡上し紅葉が切れた地点でUターン。また湖畔へ出て湖越しに富士を眺め、時々は紅葉を愛でながら、中央に架かる河口湖大橋を目指す。長さは不明だが歩ける距離内だろうと橋の側道を進む。予想内の時間で渡り切った。

浅間神社へ参拝

湖畔右手奥に最古の冨士御室浅間神社があるのをマップから見付け、往きは神社迄歩き参拝し、帰りは途中でバスに拾って貰い河口湖駅へ戻り、富士に見送られながら帰途に就いた。

2013/11/17歩く

首都大学東京法科大学院元教授・講師 元弁理士
工藤 莞司

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工藤 莞司 先生
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